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ガラパゴス 下 (小学館文庫)
Kindleストア, 相場英雄
によって 相場英雄
3.6 5つ星のうち 7 人の読者
ファイルサイズ : 27.74 MB
貧乏の鎖は、俺で最後にしろ。 二年前、都内団地の一室で自殺に偽装して殺害された沖縄県宮古島出身の非正規労働者・仲野定文。警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一は、仲野が勤務していた三重県亀山市、岐阜県美濃加茂市を訪れる。そこで田川が目にしたのは国際競争に取り残され、島国で独自の進化を遂げる国内主要産業の憂うべく実態だった。仲野は、過酷な労働環境のなかでも常に明るく、ふさぎがちな仲間を励ましていたという。田川は仲野殺害の背景に、コスト削減に走り非正規の人材を部品扱いする大企業と人材派遣会社の欺瞞があることに気づく。 これは、本当にフィクションなのか? 落涙必至! 警察小説史上、最も残酷で哀しい殺人動機が明かされる。
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以下は、ガラパゴス 下 (小学館文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
上下合わせたレビューで。★4.5くらいかな。面白かったです。自分が、横山秀夫的警察小説が好きってのもあるんですがその類の中でも読ませるというかよくできてる作品だと思います。警察小説+社会派作品ですね。前作の「震える牛」では食品偽装、本作では自動車メーカーの期間工(派遣)の問題を扱っています。どちらも、初めから問題そのものを追いかけているわけではなく、ある事件の真相を追っていたらその問題に行き当たった…という作りです。「被害者が期間工だった」という内容にとどまらず、1度派遣になってしまったらなかなか戻れない日本社会の現状や人材使い捨てのいびつな構造、日本の産業の問題点などこれを読めば一通りわかるようになっています。その部分は筆者の綿密な取材に基づいており、ルポ的な読みものとしてもお勧めです。「頑張った人や優しい人が報われる社会」なんて当たり前だと思うんだけど、そういうのしばらく来ないんだろうな、と思わされる作品。
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