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Q&A 高齢社会の消費者トラブル 悪質商法、住まい、ネット取引、金融商品、保険、葬儀・お墓、振り込め詐欺
本, 石戸谷 豊
によって 石戸谷 豊
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ファイルサイズ : 21.38 MB
内容紹介 相談件数が急増中の現在における必携書! 「高齢者が遭遇しやすいトラブル」に焦点を当てた全67問 ●成年後見人等、高齢者に関わる実務家が押さえておくべき内容を網羅。 ●横浜弁護士会消費者問題対策委員会、消費者弁護団等に属する編著者5名、執筆者19名による、実務対応の解説書。 ●具体的なケースを掲げながら、解決に至る考え方と対処法を明示。
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急速に進む高齢者社会で、65歳以上の老年人口は3189.8万人、前年比110.5万人増という(2013年10月1日現在)。それに伴い老人の被害が急増し、今後老人の消費者トラブルは爆発的に拡大するだろう。何せ在宅が多くなるから、訪問販売や電話勧誘のカモになる。老後の蓄えは少なからず持っているので、それを狙う悪い輩も増え、また旨い話があれば直ぐ乗ってしまう強欲老人も増える。健康や保険を売りに怪しい商品が益々多く開発され、老人は将来の不安から騙される。老老介護・独居老人社会だから、こぞって老人ホーム等に殺到するが、ここにトラブルが多発するはずだ。斯様なありとあらゆるトラブルの相談に、19名の弁護士先生が答えるという形式だ。網羅したトラブル内容の抽出は幅広く素晴らしい。しかし文章は読み易いとは言えない。表現が如何にも硬く、対象読者=高齢者のことを慮って書いているとは思えない。裁判例も多く掲載するが、本書の目的である一般消費者への説明に、多くの判例は必要とは思えない。7章に分け、悪質商法、ネット取引、投資・金融、保険、高齢者向け住まい、葬儀・お墓、その他トラブルについて相談は67件に及ぶ。具体的なケースに対し、その解決に至る考え方と対処について懇切丁寧に解説してくれている。そこには被害に遭った事例が主であり、予防対策よりは法的な救済策を主に記述される。つまりこういうリスクがあるから事前に要注意という解説より、被害にあった老人をどう救済するか、という書き方だ。判例やまとめ、設問に対する回答はあるが、結局は被害にあったら「弁護士や専門家に相談されたし」となっている。本書は基本的に被害者老人、或いはその周囲の人が読む本だ。それならば堅苦しい法律書的な書き方よりは、もう少し老人向けの平易なくだけた表現や筆致でいいのではと感ずる。法律家が記述するせいか、1 sentenceがやたらとズラズラと長い。例えば私が最も興味を持った第5章「高齢者向けの住まい」を読むと、横書きで平気で一つの文章が7行程度になる。判例文なら当然に長いが、本書は説明文・解説文であるから、だらだら文章は勘弁して欲しい。下手な文章は読者の理解度を下げる。(p.261が7行、p.262が6行、三瀬修一先生)また文章がくどいと言うか、無駄な記述が多いような気もする。同じ第5章で例えば「・・・住居スペースの提供を目的としていますので、介護サービスの提供は予定されていません。介護サービスを受けるためには、別途、在宅介護サービスを契約してサービスの提供を受ける必要があります」などという記述だ。もう少し簡潔に少ない字数での表現が可能だろう。(p.246、最後の3行、三瀬修一先生)。「・・・住居スペースの提供を受けるので、介護サービスはありません。必要な際は別途、在宅介護サービスを契約します」、これで文字数は半分になる。被害額が異常に大きく、老女が簡単に騙される「振り込め詐欺」、「母さん助けて詐欺」だが、本書では第7章「その他のトラブル」の中で事例が1件、僅か6ページで済ます。振り込め詐欺救済法がある、被害に遭ったら直ぐに警察・弁護士に相談する、口座凍結の申請をするとある。しかし被害に遭ったらお金は基本的に戻って来ない、お終いである。それよりは振り込め詐欺の「予防法」解説を詳述した方が効果的だろう(p.327〜p.332、西村誠先生)。
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